★ベンチャー経理財務の日々★

日々の経理財務を綴ります。

エンパワーというパラダムシフト

本日はSMBCコンサルティングが開催する定額制セミナーにいってきました。

この定額制セミナーは良質な内容の公演が月額定額で指定人数受けれるコストメリットのあるもので、当社の場合は月額3万円で20数名が何度受講しても、固定で変わらないという優れた制度になっています。(最寄のSMBC支店の営業担当者に聞いたら、同社に繋いでもらえると思います)

 

本日の講座は「部下を本気にできる上司、できない上司」というもので上村光典先生のものでした。上村氏は株式会社エンパワーリング代取、メンタル&コミュニケーション・コーチという方で、54歳の関西出身のコンサルタントです。

 

組織・人に活力を与える「エンパワーな人」とその逆の「Disパワーな人」に分類されるそうです。人は誰でも活気ある組織にしたいと考えているのですが、無意識・無自覚のうちに「Disパワー」を出しているそうです。それもフロイトによると無意識・無自覚が95%もあるそうです。だから常に「内省」して意識化(5%)にもっていく努力が必要となります。

 

「エンパワーな人」になるには、自らの「本気力」を高めて他人に「与える」ことが必要になります。

 

「本気力」を高めるには、自身の自己責任力を高めることが必要です。これは自らに原因の源を求め、自ら解決し、その結果として成長に繋げるようになります。

つまり、トラブルの原因が他人にあるのではなく、自分になるもの、と考えることが必要とのことです。

 

「本気力」の高い人と組織を作るには、自分のミッションは何か、存在意義は何かを常に意識して取り組むことが必要です。

 

「自分のミッション」とは言い換えると

1.何のために会社があるのか。

2.何のために自分は会社や社会に存在しているのか

3.何のために自分は働いているのか?

を常に問い続け、答えをもって動いているか、とうこことになるそうです

 

これはここ数年ずーと考えてきたことですが、答えが見つからず一人で禅問答したいた命題で、なんとなく解決できました。

 

それは、

「働く意味」には3つの段階があるようで、それを見つめると答えがでました。

1.食うため、生活のため、オカネのため=動物レベル

(これは人間として生活するベースですから否定はしません。ベースで必要)

2.自分の幸せのため(つながり、成功したい)=個人レベル

(自分をエンパワーしてるだけで、他人をエンパワーしていない)

3.世のため、人のため=リーダーレベル

(お客様のため、部下のため、会社のため、社会のため、地球のため)

 

自分は1.2のレベルは意識していましたが、3についてあまり考えてこなかっですね。もちろん会社の利益をあげることは大事ですが、それが目的になってはいけなく、結果としてそうなるだけ。3を追求すると、自然とオカネは為しえるという話です。

 

例としてトヨタ一番の売上のディーラーが目指していることは「顧客満足」であり、社員の喜びを企業目標として動いた結果、売上日本一を継続して叩き出しているとのことです。売上至上主義ならなし得なかったとのことですね。

 

また、「本気力の高い人と組織」を作るには、メンバーの可能性を信じることが必要です。過去、現在の状況だけで(今の成績が悪いという事実だけ)をみて判断するのではなく、未来にむかって状況を変えれるので、人間は必ず「変わる」という可能性を信じることが必要です。人は誰もが磨けば光るダイヤの原石(幸之助)だそうです。磨きましょう!

 

上記のことを毎日「自問自答」して意識づけすることが大事です。

1.自己責任「自分は何ができるか」

2.ミッションはなに?「この仕事はなんのためにするの?」

3.部下の可能性を信じる

 

たった3時間でしたが、今までに考え方が他責であることを意識できたことは、発想がまったく真逆の「パラダイムシフト」でした。。

意識をかえたいと思います。

 

皆さんも機会があれば、上村先生の講演をどうぞ!