★ベンチャー経理財務の日々★

日々の経理財務を綴ります。

銀行借入の要諦

最近、銀行からの通常借入を新規で実施したが、各銀行で判断基準が違う部分と、

 

ここは同じだな、という部分があり、備忘として記載しとく。

 

【同じ部分】

銀行決算において貸付先の区分に従い引き当てを積まないといけないため、貸付先が正常債権でないならば、一括返済が必要という感じ。

 

【違う部分】

●三菱 ここはドライに審査部が会社区分に従い、貸付金利を決める。営業部が決める余地なし。官への貸し出しが多く引けない背景もあり、民間には冷たい。

 

SMBC. こちらは営業部が強い。貸し出しは営業部主導で進むも、不況や業績悪化になる前に本部主導で強制的に貸金回収(どこより早い)

貸した傘はすぐ引っ込める典型。

 

●みずほ こちらは営業と審査部がイーブン。やはり一観、富士の中堅企業へのサポートの厚さが背景にあると思う。ただ官への融資が増えていて、また民でもソフバンみたいな引けない融資もあり、システムトラブルで顧客の信頼は全くない。なんだかな?という印象。

 

●りそな 頑張っている印象。メガに追いつきたいが、そこまで賢くないが、追いつこうとがむしゃらな感じ。素直な態度なので結構好きです。

 

各銀行の色合いを知り、押したり引いたりしないと融資は進まないので、交渉の経験は大事ですね。

 

(なんで大昔のDNAが令和の時代の銀行担当者に引き継ぐのか不明だが笑)