経理は月次のルーチン作業が多い。従って経理システムに投入する部分はシステム化して自動仕訳に繋げるのが望ましい。
事業 → 集計化 →経理システム →B/S P/L出力 →次の経営判断へ
この集計化については各法人ではエクセルを利用していることが多いのではないでしょうか。
エクセルは素人でも作りやすいが、俗人化しやすい(マクロがよい例)
あとデータが多いと固まり易い。
ではデータを固まらないように、多量のデータを扱うにはどうすればよいか。
著者はKINTONEを使っている。(サイボーズ)
これは多量のデータを格納してDB化して、必要データの抽出がしやすい。
(たとえば、従業員の交通費やカードデータなど)
VISAなどのカードデータを自動取得し、DBに自動格納し、項目により勘定科目を自動紐付けして、会計システムに投入する。
ちなみに経費データを電子帳簿保存法申請で紙でなくデータで保管すると、倉庫が紙であふれることはない。
人件費データならば人事給与計算結果を個人別、部署別にDBに格納し、会計システムに投入する。もちろん、会計士システムと同じ会社なら自動連係するが、他社の人事給与システムでも、KINTONE連携すれば容易になる。
預金データも銀行からVALUXで自動取得して、KINTONEに格納し、入金データならば取引先マスターと紐付けて売掛入金処理を自動仕訳できる。
ボタン一つで決算がおわるなら、経理作業に付加価値はないので、経理マンは作業でお金を貰うのではなく、経営判断でお金を稼げるようになる。これが本来の経理マンのあるべき姿かと思う。
このような姿を進めるにあたりお手伝いしていきたい。