★ベンチャー経理財務の日々★

日々の経理財務を綴ります。

副業のススメ?(東洋経済より)

今週の東洋経済を見てたら副業の話が出ていたので議論を深めたい。

 

1.今なぜ副業なのか?

いま副業をもつ人口は230万人(3.6%)。政府も働き方改革の中で副業を奨励している。労働力が減少するなか外国労働者の受け入れもあるが、副業で対応しようとするのが背景にあんるようだ。個人もLIFE SHIFT(東洋経済社)にもあるとおり、100年生きる人間が増える中で、従来の働き方(教育期→労働期→リタイア期)では老後の貯蓄が追いつかない不安がある。AIが進む中、既存スキルの陳腐化もあり「ポートフォリオ・ワーカー」を推奨されている。

 

企業にも副業を認める動きがでてきている。オカネの問題もあるが、副業による成長機会が期待されている。所属する会社に定年まで人生を預けるのは過去の話であり、働きかたの多様化が求められている。

 

「今のスキルのもたらすポジションに満足していれば、10年後には「あなたは何ができるか」という問いに答えられなくなる・・・。という不安もそうだが、昔の価値観が高度経済成長期のように全員が同じ一点を目指してはしっても価値は生まれない時代であり、副業で生まれたものを本業にFBしたほうが価値ががあり、結果として企業と社会に新たな価値を生み出すとも考えられる。

 

いまさらだが、

「やりがいや報酬、働き方、社会貢献、などの方向性をひとつの仕事に求めるのは無理がある」という考え方をしているのが、「最強の働き方」(ムーギー・キム)が指摘する。副業が小遣い稼ぎの位置づけでなく、本業と副業を組み合わせて自己実現を行う「パラレルキャリア」を薦めている。

 

副業の選び方は、

・楽しいかどうか。

・得意かどうか。

・社会的ニーズはあるか。

が重要なファクターであり、加えてその副業が勉強になるかも重要だ。いろんなサンプルをたくさんこなして、フィットする副業を絞っていくのがよい。本業は転職する回数が限られておりたくさん増やせないが、副業はするもやめるも自由である。

 

お勧めは

プログラマー(IT業界はニーズが高いが競争はきつい)

・英語翻訳者(インバンドで外国人が増えるはず、ニッチな分野の医療分野とか)

・アプリ開発者(業者からの開発受託や運営など)

 

自身の得意な、かつニッチな分野でのコンサル(ネットを活用した動画やBlogなど)も小資本で可能なので手始めにやってみるのはよいのではないだろうか。